年末はやっぱり、
この一年を振り返り、
「来し方行く末」に
思いを馳せたくなるものですネ。
ワタクシ的大事件は
いくつか起こったけれど、
今年も、良かったことの方が間違いなく
多い一年でした。
だって、だからこうして
今ここに生きていられるのでしょ?
絵本が増刷になって、すっごく
嬉しかったし、
イラストのお仕事にも恵まれ、
大好きな仕事を
元気にこなして来られたし、
お茶の先生が倒れて心配したけど、
お元気になられ、
年末にはお祝い事もあったし、
大好きなみんなとワイワイやれたし、
大切な友人と旧交を温め合えたし♡
いろんな面白い人にも出会えたし…
フフフ。
長年気になっていた頭痛も、
脳のMRIでは悪い所見なし!
健康に過ごせました。
自分の家は、
小さな工夫と捨てることを積み重ねて、
あらためて、世界で一番
大好きな空間に…
特別なことなど何もなく、
いつもの「例年どおり」
と言えば「例年どおり」の
フツーの一年。
でも、それが本当にありがたい。
母が突然逝ってしまったあの日以降を、
今もこうして、
ちゃんと元気に生きているというのは、
私にとって、それだけで
不思議な奇跡のように思えます。
それでも今年、
個人的に、大地を揺るがされた事件は
ざっと指5、6本分くらいはあったのですが、
何と言っても、大きかったのは
こちら↓でした。
何かの冗談であってほしいと
今でも思うけど、これはやはり現実…
でも、イラストレーターになって
20年目の節目の年に
こんなことが起こるのは、
きっと何か意味があるのです。
それも「良い意味」が…
私にとって、
絵を描くということは、
深いところへ潜っていって、
自分でもどこにあるのかわからずに、
泥の中を、息を詰めて
手探りで探し、
どこかにそっと眠っている
光るものを採って、
地上に戻ってくる、
ということ。
すると…
不思議なことに、
深いところまで降りて採ってきたものは、
他の人とも、ちゃんと共有できるものに
なっているのです。
ただ、そこまで深く潜るには、
ある程度の覚悟と思い切りと、
時間が必要。
以前と違い、限られた時間の中で、
どこまでそれができるのか…
まだまだ、工夫しなくっちゃ。
それは、簡単ではないけど
楽しいことでもある。
それを、あの事件がもう一度
気づかせてくれたなあと…。
道はまだまだ続くのです。
まずは、2016年をあと5日、
無事に最後まで送り届けて、
新しい年を迎える準備を
楽しもうではありませんか。
宴のあとの…
居残りサンタさんたち…♪
おそうじ手伝ってくれる?