新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

なんとなく日々が過ぎても、不安に思うことなかれ

f:id:sakuramiyuki:20170121212541j:plain

 

2017年になってから、

まだ間もないですが、

 

既に、いろんな心象風景を

見てきた気がします。

 

三が日、駅伝、仕事始め、初釜、

友人とのLINE、初詣、飲み会、

仕事、仕事、仕事…ときどき小説

 

 

f:id:sakuramiyuki:20170120190654j:plain

 

昨年はあまりにも

「仕事しかしなかった」ので、

視野が狭くなってしまった自分を

感じていました。

 

 

なので今年は、きちんと

「遊ぼ!」

 

「読むのを止めていた小説も

 いっぱい読んじゃおう!」

って決めていたのだけど…

 

 

すでに、

いろいろドツボにハマっている私☆

 

まあ、「きちんと遊ぼう!」なんて

言っている時点で、何か違いますよね。

 

 

みなさんも、

忙しいと、なんとなく、

日々が過ぎて行ってしまうようで、

 

「ん? ジブン、これで

 ほんとにいいのかしら…?」

 

と不安になったりしませんか?

 

f:id:sakuramiyuki:20170121222532j:plain

 

 

私はのんびり生きてきた (SPA!BOOKS)

私はのんびり生きてきた (SPA!BOOKS)

 

 

「私はのんびり生きてきた。」

 

タイトルに惹かれて、

香山リカさんの本を

初めて読んでみました。

 

それによると、

 

時間は、なんとなく

うやむやに過ぎていっていいものだし、

 

本は、

役に立つ知識を得るためだけじゃなく、

「現実逃避」のために

読んでもいいものだし、

 

絶対に持ってなくちゃいけない!

と言われている「趣味」だって、

今どき、無くたって全然困らないし、

 

たとえば、

ムダに時間を過ごしてしまっても、

 

「こんな自分は負けだ!!」

などと思わずに

 

「よしよし、今日もちゃんと

 ムダな時間が過ごせたぞ♡」

 

と思っていいと。

 

それが今どき、ウツにならず、

元気に生きていける秘訣だそうだ。

 

 

f:id:sakuramiyuki:20170121224446j:plain

 

 

ん〜〜〜嬉しかったのは…

 

特に、香山さんが

本を読む目的は「まず現実逃避」

と言い切っているところ。

 

 

確かに…

そもそも考えてみれば、

子供の頃に思いきり物語の世界に

現実逃避した人たちが、

大人になって作家になり、今、

私たちのために

小説を書いてくれていたりするんだろうなぁと…。

 

 

 

f:id:sakuramiyuki:20170121224006j:plain

( 霜柱がキレイ)

 

味わっていいのだよ、

なんとなくの日々を。

 

ひょっとしたら、それは

今しか味わえないものかもしれないし、

すごく贅沢じゃない?

 

人生は寄り道、回り道。

 

「なんとなく」だからこそ、

優しく降り積もるものが、

 

 

f:id:sakuramiyuki:20170121225554j:plain

 

きっとあるんだと思うよ。