台風上陸の日、
少し早めに、お茶のお稽古へ。
時折、どーっと、強く吹く風。
日中は少しだけ
おひさまが顔を出したので、
バスを降りたところで
日傘替わりに雨傘をさしたら…
わーお!
…飛ばされそうになりました!!
メアリー・ポピンズみたいに☆
写真は、いつものように
穏やかな風景ですが、
先生のお宅のもみじも、
大きく揺れていました。
…ということで、
いつもなら、美しい窓が見えるお茶室も…
今日はしっかりと、雨戸で
閉じられています。
ご挨拶して、中に入って、
ふぅ〜…
奥からは、いつもの皆様の
楽しそうな笑い声が。
お茶室に入っても、
雨戸の向こうのもみじの葉陰は、
大きく揺れていましたが、
お茶室の中は…
外の嵐が嘘のよう。
静かで、和やかで、凛と整った時間が、
いつもと同じように、流れていました。
お軸は「無事」。
そう、まさに、無事。
久しぶりに会った先生方も、
変わらずお元気で、なんだかもう嬉しくて…
「変わらず」が続くこと。
それこそが、
本当にありがたいことなんですよね。
お茶のお稽古は、私にとって、
ペースメーカーのようです。
日々、アワアワと暮らして、
心の軸がぶれても、
ここ、お茶のお稽古に来れば
中心に戻ってこられる…
大切な場所なんだなぁ
と思いました。