新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

冬のゆる絵(3)タイムマシンに乗って♪

タイムマシンに乗って、

昔の自分に会いにいく。

 

これが、結構、面白いのです。

 

ブログを書き始めたのが、

17年前の9月。

 

若くて、まだ生意気で、

何か勘違いしている感じもあり。

 

読むと小っ恥ずかしい気持ちになる

記事も多いのですが、

 

懐かしい人とのエピソードが

出てきたり、

感動した本や、

メモせずにはいられなかった

ドキュメンタリー番組の話が

出てきたり。

 

あと、私の場合はやはり「絵」ですね。

 

ブログの絵ですから、

どんなに時間がかかっても

15分くらいで描いた、

「その時々の絵」が出てくるわけですが、

 

それがなかなか、

どんなに時間をかけても

描けないような絵だったりします。

 

画家の千住博さんがおっしゃるには、

何かを創る人は、誰よりも、

自分の作品を見た方が良いとのこと。

 

それも、

過去に「何気なく描いた」ものほど、

インスピレーションが

詰まっているものだと。

 

これは、本当だなと思います。

 

この「はてなブログ」を使う前は、

ジュゲムというサービスブログを

使っていて、

かなり画像を多用しているため、

無料ではなく、維持費は今も、

月々330円なんです。

 

こんな昔の記事を見ている人は、

間違いなく、私だけなのですが、

この330円が、結構、

私自身を楽しませてくれています♪

 

 

冬のゆる絵(2)ラベルレス

ペットボトルを、

ラベルレスのものに変えたら、

 

捨てる時、ちょっと感動しました。

 

いや、もう、ほんの一瞬、

「ラベルを外す手間」が

無くなっただけのことなんですよ。

 

でも、

「わ、ラベルって、ほんとに

 無くて正解!」

と、じんわり嬉しさが

込み上げてきました。

 

こうしてみると、

色々な商品群のラベルを

無くしていくこと、

まだまだ、できる気がしますよね。

 

そう言えば、本の帯だって、

引っかかるのが嫌で、

私、すぐに取ってしまいますもん。

 

「いらないもの」を見ることで、

ヒット商品が生まれそう。

 

 

冬のゆる絵(1)効果やいかに!?



チョコレートは、甘くなきゃ!

 

と、ずーっと思っていました。

 

とは言え、話題の

「カカオポリフェノール72%」は

体に良さそうで、何度か、

いろんな形のものをトライ。

 

でも、やっぱり物足りなかったんです。

 

ところが、今、

ハマっているんですよね、

まさかの

「カカオポリフェノール72%」に!

 

まず、

このパッケージの

「とかしやすい」の一言に

惹かれました。

 

 

ちなみに、この袋、

イラストでは分かりにくいと

思いますが、250gと、

かなりの大袋です。

 

まずは実際に、

薄いトルティーヤに3個載っけて

「とかして」食べてみたところ、

美味しいこと、美味しいこと!

 

その後は、

1日に5キューブくらい、

そのまんま

なんとなく食べているうちに、

味わいの奥深さに気づき、

 

今や甘いチョコレートより

好きになりました。

 

今更ながら、

ちょっと大人になった気分♪

 

たくさん食べすぎないで

満足感が持てるところも

いいのです。

 

お正月の写真ですが、

うちの近くのイチョウは、

まだ葉っぱがたくさん

ついたままなんですよ。

 

そして、

同時に梅も咲いています。

秋と春が一緒に来ているみたい。

 

明日も、季節外れの暖かさ

みたいですね。

 

さて、どんなキラキラが

見られるかナ。

 

時代遅れもいいじゃない?

あけましておめでとうございます。

今年は、兎ぴょん年ですね。

 

先日、クローゼットの整理で、

セツ・モードセミナー

通っていた頃に描いたウサギの絵が

出てきたので、

ちょっと加工して載せてみました。

(もとは、全部青い絵でした)

 

私は、大学卒業後の仕事は

ずっと編集者だったのですが、

 

29歳でいきなり閃いて、

イラストレーターになろうと

決めたのです。

 

会社を辞めてすぐ、

「抽選で受かる絵の学校」

があると聞いて、

セツ・モードセミナーへ。

 

抽選は、箱の中に手を入れて、

番号札を引き当てたら合格

というもの。

 

(ちなみに番号札には、番号の刻印が

 入っているので、触ったらすぐに

 分かりましたヨ)

 

晴れて画学生となり、

この絵は、その在学中に描いたものです。

 

あの頃は、たとえば、

船を、ちゃんと船の形に描いたり、

ウサギを、ちゃんとウサギの形に

描いたりすると、

長沢節先生(校長先生)に、かえって

叱られたものです。

 

「コラー、どうして

 ウサギと分かるように描くの?

 古くさいでしょ! 

 ダメーーーー!!」って。

 

そして、たくさんの生徒の絵に、

たくさんのダメ出しをして、

たまに

「これはエーーー!(最高得点のA)」

を出して、ご機嫌になった先生は、

 

お気に入りの生徒の耳を引っ張ったり、

ご自分の手で、ミルクとコーヒーを

同時にカップに注いで、

カフェオレを作っては、

振る舞ってくださいましたっけ。

 

懐かしいなあ〜。

 

この絵は、セツ先生に見せたら

アウトだったと思いますが、ちょうど

他の先生だったので、ダメ出しは

まぬがれたんですよね。

 

せっかく出てきた兎さんなので、

お目見させてみました。

 

兎ぴょん年、皆様にとっても、

良い一年になりますように。

 

(本日撮った、元旦の富士山です)

 

✳︎オマケ✳︎

ところで皆さま。

 

昨日の大晦日

紅白はご覧になりましたか。

 

なかなかよかったですよね。

司会の御三方も、自然体で上手だった。

 

記憶に残ったのは、

初めて聞いた「藤井風」さんの歌と感性。

ぶっ飛びましたよ。

 

人間が共通して持っている、

「こわいもの見たさ」の感性に、

ザワザワと、深く、触るんですよね。

あのクセの強さはやっぱりすごい。

世界的に大ヒットした理由も

分かると思いました。

 

あとは、

Snow Manもカッコよかったし、

セカオワも、

昭和のひろみ郷も、

山内さん+キツネダンスも、

篠原涼子ちゃんも

なかなかよかった♪

 

大トリの福山さんも、

久しぶりにお顔を拝見しましたが、

「やっぱりイイ男ね〜」と、

しみじみ思いましたし、

「桜坂」が静かめの歌だったのも

シメとして、良かったなあ。

 

(ここまで、私の軍配は完全に白組ですね)

 

でも、個人的に、

昨日の紅白で一番よかったのは…

 

なんと言っても、

『時代遅れのRock 'n' Roll Band』!!

 

大学の、軽音楽部の部室に集合した

奇跡の同級生、

桑田さん、Charさん、

世良さん、野口さん、佐野さん。

(+ 原ボー、大友さん、ハマさん)

 

なんて豪華すぎるメンバー!

なんて心に触れるメロディー!

なんてステキなそれぞれの声!

そして、キュンキュン触れてくる歌詞!

 

桑田さんが間にさし挟む一言や、

コミカルな動作もさすがで、

短いたった数分間の間に、

ものすごく分厚くて、

イイもん見せてもらったなーという感じ。

 

トップガン〜マーヴェリック〜』を

見た時と同じですね。

時空が重なって、懐かしくて、

奥深くて、

実に贅沢な気持ちになりました。

 

SnowManもいいけど…

やっぱり最後は、おじさん推しで。

あは。

 

さあ、2023年、出発進行です!

卒業を決めたこと

こんばんは。

またたく間に大晦日

やってきましたね。

 

2022年、もうすぐ

終わっちゃいまーす。

 

脱臭炭は、いつも苦労するので、

ほんとに終わってヨカッタです〜。

 

さて、今日は既に、

年越し蕎麦もいただき、

 

若い友人のおかげで、

紅白の前情報もバッチリ仕入れて、

 

今、テレビを見ながら、楽しく、

この記事を

書かせていただいています。

 

2022年の今年、個人的に、

一番良かったのは、

「輪廻を卒業しよう!」

と決意したことでした。

 

え、突然、それ?

 

はい、スミマセン。笑

 

皆さんは、輪廻ってあると思いますか。

 

私は正直、

輪廻が本当にあるのかは、

わかりません。

 

ただ、もしあったとしたら。

 

「無明のうちに」

輪廻を繰り返すのは、

もう、そろそろ卒業したいなと、

今年はふと、思ったのです。

 

そのためには

何をしたらいいのか。

 

 

「心残りのないように生きよう」

 

と思うようになりました。

 

輪廻の専門家ではありませんが、

心残りがあると、

来世に持ち越してしまいますよね。

 

だから、

この人生を、心残りのないように生きる。

 

この美しい地球(ほし)を、

卒業していくのだと、

いとおしく見つめながら、

毎日を、心残りなく、生きる。

 

 

これがなかなか、

思っている以上に「生きるスパイス」

になっています。

 

目の前に表れるものを

全身で味わおうとするし、

 

見えるものも変わってきて、

何かが深まっていく感覚があります。

 

こうなると、輪廻はもう、

関係ないんですよね。

大切なのは、この人生を

しっかりと生ききることなので。

 

 

とても不思議だったのが、

その流れで、イラストルポを、

もう一回がんばろうと決意したとたん、

 

ステキなお仕事のご依頼が

やってきました。

 

これには本当にビックリしましたし、

 

珈琲好きの私にとって、

とても嬉しく、楽しく、

ありがたいお仕事になりました。

(↓こちら)

sakura-cafe.hatenablog.com

 

後ろの方に、小さく描いた方まで

似顔絵をすっごく喜んでいただけたのが、

私の幸せでした♪

 

 

あと今年、もうひとつ、

あらためて実感したことは、

どうやら人生には、大いなる流れが

あるようだ、ということです。

 

これは、もちろん、

良いこと悪いこと、含めてです。

 

基本的には、

起こる物事はすべて中立で、

そこに、良い悪いと

色をつけているのは自分なんですよね。

 

でも、そう分かっていても、

予期しないことが起こると、

やっぱり一瞬、

びっくりするんです。

 

で、今年もそんな、いろんなことが

あったわけですが、

 

たとえ、一方向に大きく揺れても、

 

ちゃんと戻ってくる。

 

それがよくわかりました。

 

コツは、自分の中に、

一本、芯を持つことかな。

 

それさえあれば、本当に、

何も心配しないで大丈夫。

 

どうやら、たくさんの風景を、

流れの中で見ながら、

人間はだんだん、シンプルになって

いくようです。

 

本当に良い一年でした。

 

ありがとう!2022年。

 

来年はあと数時間でやって来ます。

 

来年もしっかり、

目の前のことを味わって

いきましょうね。

 

 

皆さんも、どうぞ良いお年を

お迎えください。