新・東京イラスト絵日記

イラストレーターさくらみの日常的イラストjournal

今年、最強のおやつが完成したよ♪

牛乳の不耐症と分かってから、

自分のおやつ類から、

一切の生クリーム類が

消えてしまったのは寂しかったけど、

それくらいで、この世の

うましおやつは、一向に無くならない。

 

先日は、残ったお豆腐に、

余った黒豆とその汁をかけて、

さらに、お醤油をひと回しかけて

いただいてみたら…

 

私の目はキラキラになった!

 

キラキラになるほど美味しかった!

 

こんなに簡単で、こんなに楽しめて、

こんなに栄養満点のスイーツって

ある!?!?

 

ごま豆腐に、ジャムをかけてみたり、

色々と挑戦はしてきたけれど…

sakura-cafe.hatenablog.com

 

今の所、今日の

黒豆どうふが最高点の冷スイーツ。

 

この感動を忘れないうちに、

ここに載っけておきまーす!



 

夏の閃輝暗点

今日は、「閃輝暗点」について

書いてみました。

 

私は、5年前の冬に、

初めてこの症状になりました。

 

食後にのんびりとテレビを

見ている時、

映っている人物の顔の一部が

スーッと流れて崩れていくので、

最初はテレビのせいだと思い、

「あれ?電波障害かな?」と

思って、コードの接続やら

wi-fiやらを確認していました。

 

そのうち、

「あ、自分の目がおかしいのか!」

と気づいて慌て出し、

さらに、片目ずつ見ても

同じものが見えることから、

「これは脳だ…! 目ではない」

と気づいた時はすごく驚いて、

「ということは、緊急を要するのでは

 ないか?」

と慌てて、スマホで検索。

 

「割とよくある症状」だと分かって

ホッとしました。

 

その後、ビカビカがさらに

大きくなって、お祭りみたいに

まぶしくなっちゃうわけですが、

「うわー、ほんとに

 書いてあった通りだ…」

と、少し冷静でいられました。

 

いやー、スマホってありがたいわぁ…

 

そして、翌日以降、周りの人に、

「実はこんなことがあってね…」

と話しまくりましたが、

 

あれっ?!? 

誰も分かってくれない…笑

 

分かってくれないだけでなく

「何言ってんのか、全く

 意味わかんない」

とまで言われる始末☆

 

それもそうですよね、私だって、

この世に「マンガみたいな形の

バクダン罫の輪っかが、

目の中でビカビカと光って

どんどん大きくなっていく」

そんな症状があるなんて…

その日、自分が突然なるまで、

全く知らなかったのですから。

 

ちなみに、ビカビカは、最後、

どうなるのかと言いますと、

そう、対処法は、頭痛薬です。

 

閃輝暗点」は、

一過性の脳梗塞とも言われ、

この、輪っかが消えた時に、

頭痛が起こらないと、

かえって危ないんだそうです。

 

さて、そこから何事もなく、

5年が過ぎた、ある冬の晩…

 

ちょうど「昨年末」の出来事です。

 

「あれ? 視野が一点だけ、欠けてる?」

とまた、同じ症状に気づき、

すると、やはり、閃輝暗点で、

やがて大きなビカビカが現れました。

 

 

この時は、じっくり観察したので、

「ほおお、輪郭のあたりに

 三角形△の模様があるなあ」

「脳の画像は、やっぱり自然と同じで

 幾何学模様なんだな。

 なかなか、キレイなもんだ…

 色は…キンキラキン…」

などと、初めての時よりは

ちょっと余裕アリ!?

 

そして、

消えていく過程で「片頭痛」が発生。

 

「さすがに2回目ともなると、

 最初の『点』が

 欠けた時点で、もう、

 気づけるようになるんだなー」

などと自分を褒めたのですが…

 

いやはや、基本的に、

閃輝暗点は「若者の症状」で、

私のような年齢の者がなるときは、

注意が必要とのこと。

 

しかし、注意しろと言われても、

なかなか…むむむ、

「何をどうしろと?」で。

 

食事だけは血液サラサラ

できるだけ気をつけることにして、

そこから、あっという間に

半年が過ぎ…

 

東京が38度を超えた猛暑日

3度目の閃輝暗点になりました。

 

今回は初めて、夏に、

しかも日中になるという事態に。

 

飛蚊症も持っているので、

「それかな? どうかな?」と

待つこと3分。

 

光の輪が広がってきて、

「ああ、やっぱり…」と思い、

こうなると、しばらくの間は

まぶしくて、人として使い物に

ならなくなるので、

ロキソニンを早めに飲み、

20分〜30分、暗い中でただひたすら

光の輪が過ぎ去っていくのを

じっと待つ… ふー…

はい、今度、MRI受けてきます。

 

面白いのは、閃輝暗点は、

「ホッとした時」になりやすいん

ですって。

 

ホッとして、何かの拍子に

瞳孔が開きすぎた時、

ドーパミンがドッと出てしまって

光が見えて、その後、

その、出過ぎちゃったのを

抑制する働きが起こって、

それが頭痛になるらしく…

人体の神秘ですね。

 

そういえば、大昔、

病院に緊急搬送されて、

麻酔を受けてガネーシャを見た時の

まぶしさに、ちょっと似ているかな。

 

以上、今回の絵日記でした。

やっぱり文字が多いと、

ごちゃっとしますね。

また工夫していこうっと♪

 

ーーー

ちなみに、後日談がありまして、

MRIを受ける予定の前日の夜、

急に寒気を感じて、節々が痛みだし、

まさかの発熱…。

 

MRI検査は延期となり、内科に

駆け込みました。

検査の結果、コロナでもインフル

でもなく、2日目には熱も消えましたが、

内科は、看護師さんがお困りになる程

混雑していました。

 

今週末、また猛暑がぶり返すとのこと。

暑さに弱い私は、戦々恐々です。

 

内科も既に、かなり

混んでいますので、

皆様も、どうか、お身体、

ご自愛ください。

 

 

チリチリから、イキイキへ 小さなセンス・オブ・ワンダー

初雪かずらがチリチリに…

 

これは、私のせい…!

 

昨日は、朝、

非常にバタついており、

カーテンを開ける余裕が

なかったのです。

 

さらに色々あって、

夕方は内科に駆け込んだので、

家に戻ると、

もうとっぷり日がくれていて、

カーテンを閉めたまま、

またも外を見るのを

忘れてしまった…という次第。

 

おそらく、あの猛暑で、

水分が干上がって、

すっからかんになってしまった

のでしょう。

 

それにしても、こんなに葉っぱが

カラっカラになるまで

干上がるなんて、

かつて無かったことだな…

 

とにかく、猛省し、

かずらたちを

家の中に一度上げてみて、

じっくりと検分。

 

すると、

すごいな!と思ったのは、

ちゃんと生きた枝葉が「半分」

残っている!

 

そして、

チリチリになった葉っぱは、

「枝ごと切れそう」な感じ。

 

つまり、枝によって住み分けて、

生命を維持する工夫をして

くれていたみたい。

 

ありがとうね。

こんなだらしない家主に、

文句も言わずに、君たちは…

 

 

 

チリチリの枯れ葉は

かなりの量になりました。

 

でも、枯れ葉になっても、こんなに色が

キレイでうっとり。

 

同時に、火をつけたら、

すごくよく燃えそうでもあり…

 

山火事が起こる仕組みがちょっと

分かった気して、こわくもなりました。

 

さて、

スッキリした初雪かずらたちは、

お水をたっぷり飲んで、イキイキ!

 

こっちの子は、秋でもないのに、

随分赤くなっちゃった。

ほんと、ごめんね。

 

ちなみに、「初雪かずら」の

名前の由来はこちら↓

新しい葉は、色が白いんです。

雪をかぶったように見える。

この鉢は白よりベビーピンクが

多いですが。

 

一鉢で色んな色が楽しめるところも

大好きです。

 

他にも、うちの小さなベランダでは

生命の神秘が広がっていて…

 

 

アスパラガスとは、

あのアスパラガス。

こんなかわいい、線香花火、

または金平糖のような可憐な花が

咲くんですよ。

 

そして、初雪かずらの鉢の中には

もう一つ宇宙があって…

 

それがこの苔

うわお、いい苔じゃないですか?

 

拡大すると、もう

どう見ても、森にしか見えない。

ちょうど先日twililightさんで買った

センス・オブ・ワンダー

レイチェル・カーソン、森田真生著、

 筑摩書房

で、苔に注目する著者と甥っ子の話を

読んだところだったので…

 

そして、お二人と同じく

「これはもはや森だ!」と

見た瞬間に思ったので…

 

東京のわが家にも、

同じ森があることがしみじみ嬉しく、

ずーっと見ていました。

 

「神様の芸術」は、

苔にも、初雪かずらにも、

アスパラガスにも、

 

私の体の中にもあって、

 

宇宙を作っているんだね…

 

宇宙の均衡に貢献するべく、

しっかり水やりしていきましょう♪

 

以上、今日の絵日記でした。

 

 

 




来来♪ ステキな本棚とチェリーパイ

トイレにも困るし、

いずれ外出はするつもりでしたが…

予想より早く出ることに。

 

いやはや、自分がいつも、

こんなにしょっちゅう、

水を使っているとは…

 

机の後ろの掃除をして、

ちょっとホコリに触ったから、とか、

髪の毛を拾ったから、とか、

コーヒーの後、ちょっとだけ

口をゆすぎたい、とか、

 

実にさまつな小さなことにも、

水の恩恵を受けていたんだなと

思い知りました。

 

しかし、これでは仕事にならない…

 

で、外出でーす♪(=逃避か?)

 

炎天下、ジリジリ、ジリジリ…

 

せっかくですから、行きつけのカフェで

薬膳カレーランチをいただき、

そこから、今日は、

ずっと行ってみたかった本屋さん

を目指しました。

(書店『トワイライライト』さんです。

ライライ♪)

 

しかし…

何せ、この暑さで、

しかも薬膳カレーを食べた後ですから、

もう汗だくです〜。

 

今日はメガネだったので、

メガネを外して顔の汗を拭き、

 

またメガネをかけて背表紙を見て、

心ときめく出会いを探し、

 

「ん!これは?」と思って

開いて中身を読む時は、

またメガネを外して

(老眼ですから…笑)

ついでに顔の汗も拭き…

 

とまあ、ようやるわ、メガネの

上げ下ろし。

 

でも、クラクラするほどに

素敵な本棚だ〜!

途中、カフェコーナーで、

深煎りのコーヒーと

小説風のお味の解説がついた

チェリーパイもいただきました。

 

実際のところ、

食べちゃうのが名残惜しいような

おいしさ♪

とても癒されました。

 

購入は、美しい装丁の本を二冊。

もちろん、内容にも興味を惹かれて。

 

私は本を買うと、いつも最初に

帯を取ってしまうのだけど、

本当は、本は、帯付きの時が

一番美しいよね。

 

積本が増えてきたけど、

この夏は暑そうだし、じっくり

ゆっくり、味わって読もう♪

 

三茶のステキな本屋さんtwililightは、

パン屋さんのビルの3階です。来来♪

細くて急な階段も、なんだか

不思議とワクワクしますよ。

 

では今日の絵日記、

全体図をもう一度。

 

twililightさんのホームページは

こちらです↓

twililight.com

お魚、真剣勝負の日♪

「東北食べる通信」を

毎月取っていると、

年に2〜3回くらい、

海産物が届きます。

 

おそらく、畑のものより、

獲れ高がずっと不確定なのが

海産物…

 

近年は、各地で獲れる魚の種類も

変わってきて、

「約束したこの日に、

 このお魚を、お届けします!」

というのは、

かなり難しいことになりつつ

あるんじゃないかと思います。

 

そんな数々の苦難を乗り越えて、

お魚を届けてくださる時は、

もう、とびっきり新鮮な子が

やってくるわけですから、

そりゃあこちらも、生半可な覚悟で

迎えるわけにはいきません。

 

届く前から心の準備を始め、

届いた日に、すぐにさばいて、

すぐに食す、

「真剣勝負!」と相成ります。

 

何しろ私、

スーパーでは、切り身しか

買ったことありません。

 

だから、採りたてのお魚が

「そのまんま」届くと、

改めて、いろんな驚きを

経験することになります。

 

まず、「ウロコがある…!」

 

そして、

「尾びれ、背びれ、胸びれ

 が針のように尖っている!」

 

さらには

「あごや、エラがめっちゃ固い!」

 

みーんな、当たり前のことなのに、

それらを全部、忘れて暮らしていたことに

気づくのです。

 

そして、

「魚とは、こんなに固くて、

 美しい、機能美にあふれた甲冑を

 身にまとって泳いでいるのか!」

と、今さらのように

生命の神秘に目を見張るのです。

 

秋田からやってきた

採れたてのウスメバル

 

その澄み切った目よ!!

 

これは私にとって

「かなりの大勝負」になりそうな予感♪

 

でも、

今回「おお?」と思ったのは、

いつの間にか自分が、

「ウロコをこそぐ」のも、

「三枚おろし」も、

かなり適当ながら、

できるようになっていたこと…

 

これは、「東北食べる通信」で

無理やり、魚をさばく経験を

積ませてきてもらったおかげです(笑)

 

やっと肩の力を抜いて、

おろせるようになってきた感じ。

すみません…レベル低くて☆

 

さて、おろした切り身は、

カタクリ粉をまぶして、

皮をカリカリに焼いて、

バジルをふって、

洋風に仕上げました。

ソースは、神保町の

某洋食屋さんのドレッシング。

 

これがまあ、よく合って、

美味しいのなんのって!

 

頭や、骨は、

こちらも洋風にコンソメで煮て、

ご飯を少し入れて

バジルリゾットにしました。

はう〜 めっちゃウマイ…

 

一瞬で、ウスメバル1匹が、

私の宇宙へと吸い込まれて

行きました…

 

感謝。拝礼。

とても幸せな晩ごはんでした。

 

しかし「真剣勝負」は、

ここからもう少し、続きます。

 

それは、狭いキッチン全域に

飛び散ったであろう、

ウロコ、その他のお掃除と、

 

お皿や調理器具、

手と爪にこびりついた

お魚の匂い取り…

 

これが、なかなか取れないし、

色んなところから匂ってくる。

 

お魚、大好きなんですけど、

生臭さは、むしろ、全てが終わった

「あと」にやって来ますよね。

 

お酢のチカラ」などの洗剤で、

何度も洗っては、

クンクン、クンクン嗅いでみて、

満足するまで全てを洗い直し、

ここまで終わって、やっと

「今日の勝負が終わった…」

という気持ちになります。

 

結構、長い勝負で、終わった後には

「明日のジョー」になっています。笑

 

小さい頃、

小川町の、横断歩道の向こうに

魚屋さんが一軒あって、

よく母と一緒に魚を買いに

行きました。

 

白いまな板の上には

お水がザーザー流れていて、

 

魚(鰯が多かったな…)の頭を

トンっと切って、

お腹からお尻までスーッと

包丁を入れ、

 

内臓や血合いをジャッジャッと

取り出して

臓物入れに落とし、

お腹を水でキレイに洗うと、

本体は緑のカゴへとピョイッ。

 

いつの間にか、まな板はまた

お水とタオルでキレイに洗われて、

真っ白になって、そこに

新しいお魚が出てきて、

包丁がトンッ…

 

そんな様子をもう、

えんえんと見ていました。

 

楽しかったなあ。

 

お魚屋さんの風景は、前ほど

見られなくなったけど、

 

こうやって、時々、

採れたてそのままのお魚に会えると、

スーパーでも、

「切り身の向こうの風景」に

思いを馳せたりできますし、

 

「東北食べる通信」で

「釣ってくださった方のお顔」や

その物語をしみじみと拝見したりして、

豊かな気持ちにさせていただいています。

 

 

「東北食べる通信」のホームページはこちら↓

tohokutaberu.me