お花見は
やっぱり、ここでなきゃ!
と思って、来てしまいました。
いつもの半蔵濠に。
まだ3分咲きの桜の下を闊歩するのは、
この時間だと、
6〜7割は外国人の皆さんです。
ここでしか、絶対に
見られない風景というものがあって、
それは、お堀たっぷりの水面に、
風が起こす水紋です。
ふうわり揺れる土手の菜花も…
ずーっと見ていると、
頭の中がリセットされて
軽く瞑想状態になります。
そこにふりかかる、今ひとときの桜の花よ…
ほっ…
今年もまた、会えましたね。
さて、桜の下の
人たちはどんな風?
まだ夕刻には小一時間ほど。
あったかくしてね。
こちらはもうすっかり盛り上がってます。
楽しそう〜。
そのとき、向こうから、
インド風の音楽が流れてきました。
わは♪
踊っております♪
半蔵門が見えてきました。
この子は、頭に小さな両手を
ごんごんぶつけて
「僕はね、もう、むちゃくちゃ
怒っているんだぞ!」
というような外国語をつぶやきながら
歩いていて
すごく可愛かったです。
その後ろで、
お兄ちゃん、お姉ちゃんは、
靴ひもを結び直すのに夢中
結び直すやいなや、
「ほら!行くぞ!」
さっきのぶんむくれた男の子の手を、
ちゃんと引っ張っていきました。フフフ。
それにしても、桜の向こうに
今まで一緒に桜を見た人の、
場所と顔が、次々思い浮かぶのには
我ながら、驚きました。
今でも元気にしているかな
とほっこりしたり、
もう会えないんだな…
と涙が出てきたり
懐かしい人に会わせてくれる
桜は特別な花ですね。
日本人の感性を育ててきた花です。
(お花見、あと2話続きます)
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