「東北食べる通信」5月号の
イラストを描かせていただきました。
毎月、東北の、旬の食材と一緒に
届く「情報誌」は、
今まではタブロイド版(新聞)の
形を取っていたのですが、
日本の第一次産業の生産者さんのために、
日本中を駆け回って、
八面六臂の活躍をされている高橋編集長から、
このたび、新しく
成影沙紀さんという女性編集長に
「東北食べる通信」のバトンが渡され、
「雑誌型」にデザインも一新!
雑誌のコンセプトは、
『食の向こうに、人がいる』
ということで、
内容も今まで以上に
「人の魅力」を伝えたいということで、
リニューアルされたのでした。
「父の背中は太平洋」
記事も、写真も、
生産者さんの魅力や人柄が、
ご家族のようすと一緒に
あふれんばかりに滲み出ている内容で、
震災、大津波、船の喪失を経験されても、
すぐに漁を再開。
その、まっすぐな海への愛情がヒシヒシと
伝わってきます。
まだ小さい息子さんたちも、
お父さん、おじいちゃんと一緒に、
漁や、魚料理に、当たり前のように参加。
そして、小さいながらも、
漁師という仕事に、誇りを
持っているのです。
(なんと、佐々木さんの指のタコの
写真までクローズアップ!
お父さんの手のタコは、子供たちの憧れ)
今回届いたのは、そんなステキな漁師一家、
「佐々木洋裕」さんの獲ったドンコでした。
(実際に、我が家に届いたドンコの写真を
下に載せますが、
もしビックリさせちゃったら
ゴメンなさい。
深海魚なので、胃袋出てます笑)
魚をさばくのは、
これで3回目という私は、
今回も、かなりビビりましたが、
レシピと、
さばき方の詳細を、何度も見て、
無事、美味しい一品に仕上げました!
(よかった〜〜〜。ホッ
そして、うまかったよ〜〜!!)
そして、そして、
その冊子の中で、今回、
私がイラストを担当させていただいたのが
こちらのページです。
ページ展開は、
冊子の開く向きに合わせて一新!
初めての、右肩からのスタートになりました。
(今までは左肩からスタート)
主人公は、釜石市の復興まちづくり
コーディネーター「釜援隊」の一員として、
「漁師の担い手を増やす活動」をされている、
齋藤孝信さん。
齋藤さんご本人の言葉の威力や、
大らかで親しみやすそうなお人柄が、
ほんの少しでも伝わるといいなあと、
思いつつ、楽しく描かせていただきました。
とても幸せを感じるお仕事でした。
齋藤さんは、今日も釜石で、人と人をつなぎ、
笑顔で港を走り回っていらっしゃることでしょう。
「漁師っていいぞ〜!」のお言葉を
そのまま体現されながら…♪
こんな風に、作り手、担い手の魅力やエピソードを、
食材のお届けと共に一緒に伝える「食べる通信」は、
今や日本全国に広がっており、
私もその活動を、応援しています。
「世なおしは、食なおし」
…この言葉に込められた意味と、
「では、何から始めればいい?」
の第一歩に「食べる通信」があります。
スマホアプリ「ポケットマルシェ」も、
ぜひ、気軽に試してみてね(^^)
採りたての旬のお野菜、お魚、お肉が、
生産者さんから直接届きます。
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