新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

呪文で、頭の雲を払っちゃおう♪

人って、四六時中、何かを

考えているものですよね。

 

何か悩み事があれば、

それに囚われてしまうし、

たとえ、大きな悩み事はなくとも、

常にいろんな計算をしています。

 

実は、この計算のおかげで、

人生は重たく感じられる仕組みに

なっているのです。

 

たとえば私。

 

今は、月に1日か、2日くらい、

丸一日、自由に過ごせる日があります。

自由よ♡

おお、自由よ♡

 

私は、自分の仕事が大好きですが、

それでも、たまに、

何の約束も束縛もない、自由な日が

あると、嬉しくてたまりません。

 

前日はこんな感じで、

喜びの中で、眠りにつくのですが、

問題は、当日の朝です。

 




 

ちょっと〜、何??

せっかくのお休みなのに、

まさかのプレッシャー負け??

 

結局、このプレッシャーを取り除くため、

朝から、自分に呪文をつぶやくハメに

なります。

 

「何もしなくていい、

 何も考えなくていい…

 

 何もしなくていい、

 何も考えなくていい…」

 

思えばこの言葉、何度

このブログに登場させてきたことか。

 

最初は、こんなことをつぶやく自分は、

おかしいんじゃないかと

思っていましたが、

今では、この呪文なしには

生きられません(笑)

 

だって、この呪文って効果はバツグン

なんですよ!

 

気づくと、プレッシャーが

どこかへ消えていて、

体が勝手に起き上がり、いつの間にか

お掃除とか、草花の手入れとかを

始めているんです。

 

そして一回、歯車が回りだせば、

面倒なことも苦にならず、

どんどん片付けちゃったりして。

 

つまり、

頭さえ勝手に計算しなければ

何でも気軽に始められるみたい。

 

「目的を持たずに、ただやってみること」

が大切と言われるのは、

こういうことね!と

よく実感しています。

 

逆に言うと、なんでも

計算しなければ始まらない人生の、

なんという重たさよ…!

 

 

他にも、頭の計算は、

誰かとおしゃべりしている時にも

始まります。

 

相手の話を丁寧に聞くより、

自分が次に何を話すかで

いっぱいになってしまったり…

 

逆に、いつも一緒にいる家族だと、

話の半分も聞かずに

スルーしちゃったりして。

 

本当は、人の話に、

深く深く寄り添っていくと、

 

聞いている側のハートも、

落ち着いてきて、

一緒に深い時間を過ごせるんですけどね。

 

他にも、日常的によくありそうな例

としては、

 

体のどこかが痛かったり、

イライラしたりしている自分に

気づいたりすると、

 

「何かがおかしい」と感じて、

どうにしかして取り去ろうとしたり。

 

「何かをもっと、的確に理解しなくちゃ」

とか、

 

「思った通りにならないのは、自分が

 悪いのではないか?」

とか、

 

「昨日あったあの出来事は、こうすれば

 よかったんじゃないか?」

とか、

 

とにかく、とにかく、頭は計算し、

おしゃべりを続けます。

 

いつも「何かが足りない」と思い、

「何かを埋めよう」と必死なんです。

 

仕方がないんですよね。

太古の人類は、そうしないと、

生きのびられない時代が

あったんですから。

 

でも、現代人は、もうほとんどが、

戦争や災害でもない限り、

安全に暮らせる、豊かな生活をしています。

なので、頭が余計に働いてしまうのは、

人類創世記の脳のクセが

残っているだけなんだと

知っておくことが大切です。

 

それに、

「計算して答えは出るのか?」

と言うと、たいてい答えは出せずに、

堂々めぐりになります。

 

何か思いついて、

すぐに実行できれば答えは出ますし、

悩む暇もありませんが、

 

あーでもない、

こーでもない、と悩んでいる時点で、

ほとんど動かずに頭だけで

計算している状態。

つまり、「妄想」の域を出ていないんです。

 

 

もしも、こんな頭の計算を、

すべて、手放せたとしたら…?

 

人生は、どれほど

軽くなることでしょうか。

 

この気づきが、

「非二元(ノンデュアリティ)」

悟りの世界への第一歩となります。

 

悩み事がある人も、ない人も、

やることは同じです。

いかに、普段から、

アタマの計算を手放すか。

 

ちなみに、計算は、頭で勝手に、

否応なく始まります。

 

なにせ人類の脳の持つ、

一つのクセですもんね〜、仕方ない。

 

でも、握りしめてはいけません。

 

頭がクルクル働き出したな

と気づいたら、できるだけ早く、

手放すこと。

 

そして、その方法も、これまた

とても簡単です。

 

「今、体が感じている五感の方に

 意識を持っていく」

 

「頭の中のおしゃべりをやめて、

 周りの『空間』を感じ取ってみる」

 

それくらいのことで、十分。

 

頭を空っぽにするのが難しいと思う方も、

「ほんの一瞬」

「とりあえず」の気持ちで、

これをやってみてください。

 

きっと、それだけでも、だいぶ、

緊張から解き放たれると思います。

 

私のとっておきの呪文、

「何もしなくていい、何も考えなくていい…」

を繰り返すのもおすすめですヨ。

特に、つい頭で考えて

身動き取れなくなる、

私みたいな方には(笑)

 

人生では、予期しないことが

突然起こったり、

何かに巻き込まれたりするのは

変わりません。

 

でも、自分というエネルギーの緊張を

ゆるめていけば、心は明るく、

軽くなっていきます。

 

なぜなら、「計算する」という

余計なエネルギーを使わなくなるから。

 

以上、

「非二元」「ノンデュアリティ

の実践として、ふだん私が

楽しんでやっていることを

ご紹介してみました。

 

この道の先に、何があるのかは、

分かりません。

 

でも、私はこの繰り返しで、

あらゆることが、とてもラクになり、

「手放し上手」になってきました。

 

「思いわずらうことなく、

 楽しく生きよ」

 

すべては自分の心が作った世界。

 

今のこの人生を、軽く、明るい道に

していきましょう。

 

これは、紫陽花の真ん中のつぶつぶ。

 

色とりどりで、かわいい〜!

手毬のようですね。

 

いわゆる、「本当の花」の

つぼみです。

 

 

周りの花に見える部分は「装飾花」。

とても艶やか。

 

 

空には、

クルンと尻尾のついた「もつれ雲」と

「かぎ状雲」「ろっ骨雲」が重なって、

不思議な形にまとまっていました。

 

これは、上空の風が弱くて、

雲の尻尾がどこへ行ったらいいか、

迷うとできる雲。

 

つまり、穏やかな日にみられる雲

なんですって。

 

この美しい地球で、

紫陽花や、雲と一緒に

生きていく幸せ♪

 

さあ、明日から6月が始まりますよ。

がんばって行こう。