「今この瞬間、この場所に、全宇宙が開いている!」

イラストレーター佐倉みゆきの「今ここ絵日記」 Art journal from Tokyo.

今日も、生きている!生活史

『駒沢の生活史』第33話のイラスト

の一部分から。

 

いきなり余談から入りますが、

お正月に、

長年の盟友であるくすちゃんと二人で、

昨年亡くなった「清水店長」を偲ぶ会

と称して新年会をしました。

 

もちろん、

清水店長の話もしましたが、

いろんな方向に話は広がり、

私が関わらせていただいている

『駒沢の生活史』の話も出ました。

 

くすちゃんは、

いわゆる「人が好きな人」です。

 

なので、

『駒沢の生活史』のプロジェクトや

その意図などについて、

特に何も話していないのに、

ちゃんと理解してくれていて、

いろんな方のお話を

とても面白がってくれた上に、

ぱっかーんぱっかーんと

日本酒の杯をあけながら、

こんなことを言ってくれました。

 

「さくらさんの絵ってあったかいじゃん。

 夏に読んでもあったかい!(笑)

 そんなさくらさんが、

 ああいう、ちょっとクールな絵も

 描けるんだってわかるところも

 いいよねー」と。

 

そうか!緑とで描く

この絵のスタイル、

私にしては、ちょっとクールなのか!

 

ごめんなさいね。こんなこと書いて。

でも、私、なんだか嬉しくなっちゃって。

 

こういう絵を描かせていただく

機会を頂けたことがありがたいと

しみじみ思いましたし、

皆さんのお話のふくらみに、少しでも

私の絵が貢献できていると良いなと

あらためて思ったのでした。

 

そんな『駒沢の生活史』。

 

その後も続々と公開が続いていますので、

いくつかまとめてご紹介します。

 

第32話

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1日24時間、1週間7日間、

とにかく時間を大切に、

チャレンジングに、

イキイキと生きていらっしゃる

女性のお話です。

でもそんなステキな女性が、ふと

「ときどき、何も考えずに無になって

 カプセルに入りたい」

と一言だけ、おっしゃったシーンがあって。

 

そこから絵が生まれました。

絵のタイトルは「カプセルに入って…」。

そばの宝箱の中には、

「忙しい実人生」(宝物)が、

逆転して眠っているという設定。

 

第33話

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絵につけたタイトルは『旅する読書』。

 

本も旅も好きな方のお話。

そして、本や旅が好きな方のお話って、

やっぱり面白いんですよね。

 

私も村上春樹が好きなので、

そのエッセンスみたいなものが

絵にもちょっと入ったような気がします。

そのおかげもあって絵も

なかなかクールになった、か、なー。

 

第34話

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絵のタイトルは『クラッシック団子』。

老舗のお団子屋さんを、駒沢の地で

受け継いだ方のお話。

クラッシック大好きなおじいちゃんの

影響を、

知らず知らずのうちに受けていた

っていうところが、とても素敵なんです。

(実は私も大好きなお団子屋さんです)

 

第35話

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絵のタイトルは

『ナチュラルワインの夕べ』。

フランスから、東京まで、

ナチュラルワインの香りが

広がっていくような楽しいお話。

「好き」を通して世界の人とつながること。

 

私もワインの香りが好きなので、

芳醇に味わいました…っていうか、

お店に行きたくなっちゃいました!笑

(今は全く飲めなくなっちゃった

 ので、残念すぎるよ…)

 

第36話

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タイトルは『お料理楽し♪』

ぐつぐつ。コトコト。トントントン。

台所で生まれる

誰か(もちろん自分を含む!)

のために作る「料理」の時間って、

ほんとストレス発散になるし、

生きることの底力になりますよね!

きっと共感できちゃうお話です。

 

そして現在公開中の、第37話

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え?

「おいしいクリームソーダを

 出すだけの人」って…どんな人?

 

でも、読むと、ご本人が

そう表現されたことを、とても

喜んでいらっしゃるのがよくわかる!

絵のタイトルは『僕の空中庭園』。

この絵にも少し、謎の

「村上春樹エッセンス」が一滴、二滴、

入ったかも。笑

 

いや、やっぱり、生活史は面白いなぁ!

何度読んでも面白い。

どなたのお話も面白い。

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人間は、深いです。

生きているって、知らずに何か

積み重ねている。

これって、すごいことだよ!

 

ところで、冒頭でくすちゃんと

「清水店長を偲ぶ新年会」をした

と書きましたが…

 

実は最後、

くすちゃんがわざわざ持って来た

「清水店長の写真」を

私たちは、すっかり忘れて、

店を出てしまったのでした。

 

あれっ? 偲ぶ会だったんじゃー笑?

 

両方向に広がるたくさんの店を

通り抜け、奥の階段を登って、

もう外に半身出かかっていた

私たちを、店員さんが探し出し、

「お忘れものですよ!」と

手渡してくださったから

良かったようなものの…

 

ほんと、危ないところでした!

 

「やっちまったねー!

 …でも、ま、これも良い思い出かな。

 あははははー!」

なんて。

最後まで反省しない楽天家の二人でした。

(清水店長、ごめんなさい。

 でも楽しい時間でしたよ!笑)

 

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『駒沢の生活史』は、

その後も続々と、公開中です。

  ↓

sakura-cafe.hatenablog.com