2017年になってから、
まだ間もないですが、
既に、いろんな心象風景を
見てきた気がします。
三が日、駅伝、仕事始め、初釜、
友人とのLINE、初詣、飲み会、
仕事、仕事、仕事…ときどき小説
昨年はあまりにも
「仕事しかしなかった」ので、
視野が狭くなってしまった自分を
感じていました。
なので今年は、きちんと
「遊ぼ!」
「読むのを止めていた小説も
いっぱい読んじゃおう!」
って決めていたのだけど…
すでに、
いろいろドツボにハマっている私☆
まあ、「きちんと遊ぼう!」なんて
言っている時点で、何か違いますよね。
みなさんも、
忙しいと、なんとなく、
日々が過ぎて行ってしまうようで、
「ん? ジブン、これで
ほんとにいいのかしら…?」
と不安になったりしませんか?
「私はのんびり生きてきた。」
タイトルに惹かれて、
香山リカさんの本を
初めて読んでみました。
それによると、
時間は、なんとなく
うやむやに過ぎていっていいものだし、
本は、
役に立つ知識を得るためだけじゃなく、
「現実逃避」のために
読んでもいいものだし、
絶対に持ってなくちゃいけない!
と言われている「趣味」だって、
今どき、無くたって全然困らないし、
たとえば、
ムダに時間を過ごしてしまっても、
「こんな自分は負けだ!!」
などと思わずに
「よしよし、今日もちゃんと
ムダな時間が過ごせたぞ♡」
と思っていいと。
それが今どき、ウツにならず、
元気に生きていける秘訣だそうだ。
ん〜〜〜嬉しかったのは…
特に、香山さんが
本を読む目的は「まず現実逃避」
と言い切っているところ。
確かに…
そもそも考えてみれば、
子供の頃に思いきり物語の世界に
現実逃避した人たちが、
大人になって作家になり、今、
私たちのために
小説を書いてくれていたりするんだろうなぁと…。
( 霜柱がキレイ)
味わっていいのだよ、
なんとなくの日々を。
ひょっとしたら、それは
今しか味わえないものかもしれないし、
すごく贅沢じゃない?
人生は寄り道、回り道。
「なんとなく」だからこそ、
優しく降り積もるものが、
きっとあるんだと思うよ。