新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

肥後の抱えし水辺に憩う、の巻

モクレンがキレイに咲いていて、

 

ミモザも黄色い花を、

可愛らしく揺らしていて…

 

ああ、桜ももうすぐだなと

思っていました。

 

で、お花見を強行です。

 

この頃、妙に忙しく、

へとへとだったんですが、

やっぱり桜はみんなで見たい。

 

けれど、お目当ての江戸川橋近辺、

桜は、大きな枝にやっと1〜2輪。

 

椿山荘の裏門は、

固く扉を閉ざしているし…

 

うーん…やっぱり

ちょっと早まったかなー。

 

ま、あったかいし、

歩こうよ、歩こう♪

春の始まりだよ!

 

とそぞろ歩くうち、

 

細川庭園が見えてきて、

「わー、やっぱり今日にして

 よかったじゃない!」

と女性4人、声を上げました。



 

 

 

 

 

 

ここは、徳川御三卿

清水家の下屋敷だったところが、

幕末になって、天下逆転し、

肥後熊本藩54万石の下屋敷

なった場所。

 

元総理大臣の細川さんが理事長を

務める「永青文庫」とも、

敷地続きになっています。

 

桜が咲いていたら、きっとここも

人であふれていたことでしょう。

ポカポカ暖かく、青空が澄み渡り、

静かで、水の音だけがそっと響く

奇跡の午後4時半でした。

 

ちなみに、地理的に見ると…

 

目白台は、とても高い台地で、

反対に、神田川はとても深く、

その分、階段が急で、もはや「崖」です。

 

「胸突坂」と言う名がついている

坂もあって、下から見上げると

「確かに、ここを登るのは、

 かなり勇気がいるな〜」

という感じでした。

 

でも、スリバチ地形、崖線好き

としては、アンテナにかなり

ピピっと来ちゃう場所だなー♡

 

やっぱり東京は、

特に山手線内は、

本当に地形が面白い。

 

また探索しようっと♪