新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

チリチリから、イキイキへ 小さなセンス・オブ・ワンダー

初雪かずらがチリチリに…

 

これは、私のせい…!

 

昨日は、朝、

非常にバタついており、

カーテンを開ける余裕が

なかったのです。

 

さらに色々あって、

夕方は内科に駆け込んだので、

家に戻ると、

もうとっぷり日がくれていて、

カーテンを閉めたまま、

またも外を見るのを

忘れてしまった…という次第。

 

おそらく、あの猛暑で、

水分が干上がって、

すっからかんになってしまった

のでしょう。

 

それにしても、こんなに葉っぱが

カラっカラになるまで

干上がるなんて、

かつて無かったことだな…

 

とにかく、猛省し、

かずらたちを

家の中に一度上げてみて、

じっくりと検分。

 

すると、

すごいな!と思ったのは、

ちゃんと生きた枝葉が「半分」

残っている!

 

そして、

チリチリになった葉っぱは、

「枝ごと切れそう」な感じ。

 

つまり、枝によって住み分けて、

生命を維持する工夫をして

くれていたみたい。

 

ありがとうね。

こんなだらしない家主に、

文句も言わずに、君たちは…

 

 

 

チリチリの枯れ葉は

かなりの量になりました。

 

でも、枯れ葉になっても、こんなに色が

キレイでうっとり。

 

同時に、火をつけたら、

すごくよく燃えそうでもあり…

 

山火事が起こる仕組みがちょっと

分かった気して、こわくもなりました。

 

さて、

スッキリした初雪かずらたちは、

お水をたっぷり飲んで、イキイキ!

 

こっちの子は、秋でもないのに、

随分赤くなっちゃった。

ほんと、ごめんね。

 

ちなみに、「初雪かずら」の

名前の由来はこちら↓

新しい葉は、色が白いんです。

雪をかぶったように見える。

この鉢は白よりベビーピンクが

多いですが。

 

一鉢で色んな色が楽しめるところも

大好きです。

 

他にも、うちの小さなベランダでは

生命の神秘が広がっていて…

 

 

アスパラガスとは、

あのアスパラガス。

こんなかわいい、線香花火、

または金平糖のような可憐な花が

咲くんですよ。

 

そして、初雪かずらの鉢の中には

もう一つ宇宙があって…

 

それがこの苔

うわお、いい苔じゃないですか?

 

拡大すると、もう

どう見ても、森にしか見えない。

ちょうど先日twililightさんで買った

センス・オブ・ワンダー

レイチェル・カーソン、森田真生著、

 筑摩書房

で、苔に注目する著者と甥っ子の話を

読んだところだったので…

 

そして、お二人と同じく

「これはもはや森だ!」と

見た瞬間に思ったので…

 

東京のわが家にも、

同じ森があることがしみじみ嬉しく、

ずーっと見ていました。

 

「神様の芸術」は、

苔にも、初雪かずらにも、

アスパラガスにも、

 

私の体の中にもあって、

 

宇宙を作っているんだね…

 

宇宙の均衡に貢献するべく、

しっかり水やりしていきましょう♪

 

以上、今日の絵日記でした。

 

 

 




来来♪ ステキな本棚とチェリーパイ

トイレにも困るし、

いずれ外出はするつもりでしたが…

予想より早く出ることに。

 

いやはや、自分がいつも、

こんなにしょっちゅう、

水を使っているとは…

 

机の後ろの掃除をして、

ちょっとホコリに触ったから、とか、

髪の毛を拾ったから、とか、

コーヒーの後、ちょっとだけ

口をゆすぎたい、とか、

 

実にさまつな小さなことにも、

水の恩恵を受けていたんだなと

思い知りました。

 

しかし、これでは仕事にならない…

 

で、外出でーす♪(=逃避か?)

 

炎天下、ジリジリ、ジリジリ…

 

せっかくですから、行きつけのカフェで

薬膳カレーランチをいただき、

そこから、今日は、

ずっと行ってみたかった本屋さん

を目指しました。

(書店『トワイライライト』さんです。

ライライ♪)

 

しかし…

何せ、この暑さで、

しかも薬膳カレーを食べた後ですから、

もう汗だくです〜。

 

今日はメガネだったので、

メガネを外して顔の汗を拭き、

 

またメガネをかけて背表紙を見て、

心ときめく出会いを探し、

 

「ん!これは?」と思って

開いて中身を読む時は、

またメガネを外して

(老眼ですから…笑)

ついでに顔の汗も拭き…

 

とまあ、ようやるわ、メガネの

上げ下ろし。

 

でも、クラクラするほどに

素敵な本棚だ〜!

途中、カフェコーナーで、

深煎りのコーヒーと

小説風のお味の解説がついた

チェリーパイもいただきました。

 

実際のところ、

食べちゃうのが名残惜しいような

おいしさ♪

とても癒されました。

 

購入は、美しい装丁の本を二冊。

もちろん、内容にも興味を惹かれて。

 

私は本を買うと、いつも最初に

帯を取ってしまうのだけど、

本当は、本は、帯付きの時が

一番美しいよね。

 

積本が増えてきたけど、

この夏は暑そうだし、じっくり

ゆっくり、味わって読もう♪

 

三茶のステキな本屋さんtwililightは、

パン屋さんのビルの3階です。来来♪

細くて急な階段も、なんだか

不思議とワクワクしますよ。

 

では今日の絵日記、

全体図をもう一度。

 

twililightさんのホームページは

こちらです↓

twililight.com

お魚、真剣勝負の日♪

「東北食べる通信」を

毎月取っていると、

年に2〜3回くらい、

海産物が届きます。

 

おそらく、畑のものより、

獲れ高がずっと不確定なのが

海産物…

 

近年は、各地で獲れる魚の種類も

変わってきて、

「約束したこの日に、

 このお魚を、お届けします!」

というのは、

かなり難しいことになりつつ

あるんじゃないかと思います。

 

そんな数々の苦難を乗り越えて、

お魚を届けてくださる時は、

もう、とびっきり新鮮な子が

やってくるわけですから、

そりゃあこちらも、生半可な覚悟で

迎えるわけにはいきません。

 

届く前から心の準備を始め、

届いた日に、すぐにさばいて、

すぐに食す、

「真剣勝負!」と相成ります。

 

何しろ私、

スーパーでは、切り身しか

買ったことありません。

 

だから、採りたてのお魚が

「そのまんま」届くと、

改めて、いろんな驚きを

経験することになります。

 

まず、「ウロコがある…!」

 

そして、

「尾びれ、背びれ、胸びれ

 が針のように尖っている!」

 

さらには

「あごや、エラがめっちゃ固い!」

 

みーんな、当たり前のことなのに、

それらを全部、忘れて暮らしていたことに

気づくのです。

 

そして、

「魚とは、こんなに固くて、

 美しい、機能美にあふれた甲冑を

 身にまとって泳いでいるのか!」

と、今さらのように

生命の神秘に目を見張るのです。

 

秋田からやってきた

採れたてのウスメバル

 

その澄み切った目よ!!

 

これは私にとって

「かなりの大勝負」になりそうな予感♪

 

でも、

今回「おお?」と思ったのは、

いつの間にか自分が、

「ウロコをこそぐ」のも、

「三枚おろし」も、

かなり適当ながら、

できるようになっていたこと…

 

これは、「東北食べる通信」で

無理やり、魚をさばく経験を

積ませてきてもらったおかげです(笑)

 

やっと肩の力を抜いて、

おろせるようになってきた感じ。

すみません…レベル低くて☆

 

さて、おろした切り身は、

カタクリ粉をまぶして、

皮をカリカリに焼いて、

バジルをふって、

洋風に仕上げました。

ソースは、神保町の

某洋食屋さんのドレッシング。

 

これがまあ、よく合って、

美味しいのなんのって!

 

頭や、骨は、

こちらも洋風にコンソメで煮て、

ご飯を少し入れて

バジルリゾットにしました。

はう〜 めっちゃウマイ…

 

一瞬で、ウスメバル1匹が、

私の宇宙へと吸い込まれて

行きました…

 

感謝。拝礼。

とても幸せな晩ごはんでした。

 

しかし「真剣勝負」は、

ここからもう少し、続きます。

 

それは、狭いキッチン全域に

飛び散ったであろう、

ウロコ、その他のお掃除と、

 

お皿や調理器具、

手と爪にこびりついた

お魚の匂い取り…

 

これが、なかなか取れないし、

色んなところから匂ってくる。

 

お魚、大好きなんですけど、

生臭さは、むしろ、全てが終わった

「あと」にやって来ますよね。

 

お酢のチカラ」などの洗剤で、

何度も洗っては、

クンクン、クンクン嗅いでみて、

満足するまで全てを洗い直し、

ここまで終わって、やっと

「今日の勝負が終わった…」

という気持ちになります。

 

結構、長い勝負で、終わった後には

「明日のジョー」になっています。笑

 

小さい頃、

小川町の、横断歩道の向こうに

魚屋さんが一軒あって、

よく母と一緒に魚を買いに

行きました。

 

白いまな板の上には

お水がザーザー流れていて、

 

魚(鰯が多かったな…)の頭を

トンっと切って、

お腹からお尻までスーッと

包丁を入れ、

 

内臓や血合いをジャッジャッと

取り出し、

それを包丁でズーッとずらして

臓物入れに落とし、

お魚は緑のカゴへとピョイッ。

 

いつの間にか、まな板はまた

お水とタオルでキレイに洗われて、

真っ白になって、そこに

新しいお魚が出てきて、

包丁がトンッ…

 

そんな様子をもう、

えんえんと見ていました。

 

楽しかったなあ。

 

お魚屋さんの風景は、前ほど

見られなくなったけど、

 

こうやって、時々、

採れたてそのままのお魚に会えると、

スーパーでも、

「切り身の向こうの風景」に

思いを馳せたりできますし、

 

「東北食べる通信」で

「釣ってくださった方のお顔」や

その物語をしみじみと拝見したりして、

豊かな気持ちにさせていただいています。

 

 

「東北食べる通信」のホームページはこちら↓

tohokutaberu.me

 

嬉しいな♪ 旅の仲間が増えたよ

そんなわけで、今、

机の上には、2台の鉛筆削りが

並んでいます。

 

どちらも、かき氷を

削るように、シャリシャリと

気持ちよく削れます。

 

パステル鉛筆はもともと、

サラサラとした粉状の芯なので、

色によっては、やっぱり弱くて、

削っているとき、

ポクっと折れちゃったりもします。

(特に、赤とか、マゼンダ系)

 

その時は、ちょっと面倒ですが、

鉛筆削りのローラー部分を

ズルッと引き出し、

折れた芯先を焼き鳥の串などで

取り出せば、

また、すぐ使えるようになるので

心配はいりません。

 

なにしろ今までは、

携帯用の削り器や、カッターで

ボソボソと削っていたので…

 

もっとポクっと折れやすかったし、

仕上がりも、イマイチでした。

削った後の「使いやすさ」も、

雲泥の差です。

 

しかし、イラストレーターになって

もう27年…

もっと早く買えばよかったとは、

まさにこのことです(笑)

 

でも、長い長い旅を続けていく時、

こういう小さな新しい発見って、

また、すっごく嬉しいんだな♪

 

大切にします。

 

素朴な皮、白いあんこの、饅頭こわい♪

かわいい二両都電の世田谷線

松陰神社前」駅には、

いわゆる「銘菓」があります。

 

焼印の入った、すっごい「素朴な」、

その名も松陰饅頭。

 

あまりにも素朴なゆえに、

世田谷区に引っ越した当時は、

ほとんど、気にも留めていませんでした。

 

が、だんだんと

気がついてきたことには、

こういう素朴なおまんじゅうって、

実は、あまり売られていないんです。

 

スーパーにもないし、

デパ地下にもない。

 

松陰饅頭の、

何が魅力かと言うと、

まず、皮がぶ厚くて、美味しい!

 

中は黄色い、ぽろぽろした白あんで、

ほんと、飽きのこないお味です。

 

製造、販売は、

駅前の「ニコラス精養堂」さん。

 

このお饅頭、油断していると、

ほんっと、

売り切れちゃうんですよ。

 

地元の皆さん、さすがお目が高い!

 

「ニコラス精養堂」は

和菓子屋さんではなくて、

パン、ケーキ、焼き菓子を売る

パン屋さん。

(お昼には、何故か、唐揚げも販売!)

www.panportal.jp

大学や保育園にも卸していらっしゃる

そうで、

そのすべてが手作りですから、

早朝から、パンや焼き菓子の

焼ける匂いが、駅に、町に、

充満します♪

 

はー…おいしそ〜!

朝から悶絶です。笑

 

創業、明治45年…

私の祖母は明治43年生まれ

だったので、私にとっては、

おばあちゃんのような老舗

なんだなぁ。

 

これからも、ずっと、

通いたいお店です。