9月の終わり、益子へ。
益子とは益子焼きの「益子」です。
写真は、陶芸家濱田庄司さんの記念館
「益子参考館」にて。
佇まい、どっしり焼かれた作品や収集品、
素晴らしかったです。
益子は、東京からは
約3時間半。
電車を乗り継いでたどり着くまでには
ちょっと時間がかかりましたが、
駅の観光案内所で、
電動自転車をレンタサイクルをしたら、
あとはスイスイ♪
こちらは益子のメインストリート。
坂に沿って、ずーっと陶器のお店が並びます。
どのお店も、それぞれの趣向で
見ていて楽しく、
あっという間に時間が経ぎてゆきました。
もちろん、美味しい休憩も入れつつネ。
夕暮れ時、里山の風景は美しく…
金色の稲穂の波がさーっと…
翌朝は、森へ。
「益子で、まっすぐ森に行くお客様は、
ちょっと珍しいですね」
と言われました笑
ずっと行ってみたかった
「スターネット益子」にも。
素朴なのに、さりげなく、センスがよくて…
陶器との対話も楽しかった。
ゆったりした時間が流れました。
☆お宿もよかったですヨ。露天風呂あり。
☆せっかくなら、SLに乗っていこう!
実は、益子まで、下館駅から
「真岡鐵道SL」に乗って行ったのですが、
生まれて初めて乗った、本物のSL。
煙はすごいし、音もすごい!
「咆哮」…というのでしょうか。
生きているみたいで、
その叫びに全身で聞き入り、
お腹の底まで響きが共振しました。
具合の悪い動物たちが
ゴーシュの弾くチェロの穴の中に入り、
穴から出てきたときはクラクラして頭を
ぶつけながら出ていくのですが、
その後病気が治って、それを聞きつけた
他の動物たちがぞくぞくと治療したいと
やってくるお話になっていますが、
まさにそんな感じ!
あのすさまじい咆哮の中にくるまれ、
お腹まで響かせたら…
なんだか自分の中にたまっていた「ねじれ」
がほどけて、調律されていくような、
そんな不思議な感覚になったのでした。
SL、また乗ってみたいです。
益子は、東京からの一泊二日には
ちょうどいい感じで、
充実の旅ができると思います。
おすすめは、電動レンタサイクルを
使うこと。
坂もスイスイです。