2024振り返り(その2)職業ではなく、魂から生まれいずるものを…

振り返り(1)に続いて、今回は絵の話。

今年は、途中から、絵の描き方が

大きく変わりました。

 

昨年の一月あたりまでは、

こういう絵が多かったんです。

 



ここ何年かのお馴染みのスタイルで。

何か、「物」を一つだけ描いて、

そこに思いを言葉にして

載せるという形。

 

楽しかったし、これで十分だと

思っていたのですが、そこから、

だんだん、こんな感じのものが

増えてきまして…

   ↓

 

   ↓

スケッチブック1枚分に、

ごちゃっと描く。

 

これがなんというか、実に楽しくて、

「描きがいがあるな〜」と思って、

試行錯誤するうち、

だんだんと、一つのスタイルに

まとまってきて…

  ↓

 

 


 

  ↓

なんだか、なんでも書いてしまえるぞ。

楽しい〜!!

日付も入れるようになって、

ついに、絵日記スタイルが誕生!!

 


ちなみに、これらは「ほぼ」一発がきです。

 

やってみて分かったのは、

これがとても自分に合っていて、

なんとも楽しくて仕方がない!

ということ。

 

題材を一つにしぼって描いている頃は

その一つを選ぶのに

けっこう時間がかかり、

しかも、描いてみると、

食べものの絵ばっかりになってしまう

んだよなぁ…という感じでした。

 

でも、今は…

 

なんでも描けちゃう!

 

こだわるテーマは特になく、

今目の前にある、心にふれたことを

そのまんま組み合わせて描いていく

感じです。

 

こんなに自分に合う描き方が

あるなんて…

28年間、イラストレーターをやってきて、

自分でも思いも寄らなかった事でした。

 

とびきりビッグなプレゼントを

もらった気分♪

 

映画『トップガン・マーべリック』で

マーベリックが、朋友のアイスマン

"I'ts not what I am. I'ts who I am."

(俺は海軍パイロットだ。

 それが職業だからじゃない。

 それはもう、俺自身なんだ)と

いうのですが、まさに、

そのセリフのそのものが私自身にも

起こっていて、

これは、私の絵というより、

私自身であり、私の魂という感じ。

 

思えば、変化の起こる、

直接的な原因となったのは、

パステル鉛筆の「銘柄」を

STABILO製のものから

Conte a Paris製に変えたことでした。


同じパステル鉛筆でも、

描き味が全然違い、

一気に描きやすくなった。

 

ペン先はとても太いので、

あまり繊細には描けないけど、

その分、勢いよくグイグイ

描いていける。

 

そして、ちょっと失敗して、

失敗した線が残って、うっすら

見えちゃっても「ま、いいか〜」って。

 

つまり、うまいヘタが、もう、

関係なくなってしまったんですね。

 

特に前半は、坂口恭平さんの影響で、

毎日毎日、絵を描いていたので、

そこから何かがズンズンと変化して

いったように思います。

 

いや〜、ほんとに楽しかったなー!!

いっぱいいっぱい絵日記が描けて、

良い一年でした。

 

お付き合いいただいた皆さま、

本当に、ありがとうございました!

 

来年も、絵日記いっぱい描きます♪

描いちゃいます♪

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今夜はこれから、

もう一記事アップする予定。

年内に間に合うかな〜(笑)

がんばりまーす!

 

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もう一記事。なんとか間に合ったよ〜。

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