一年の折り返し。
この半年間は、
なんだか、とっても楽しかったナ。
みなさんは、この6ヶ月を、
いかが過ごされましたか?
私は、4月からいろいろ
始めたことが、
すごく良いリフレッシュに
なっています。
新しいことを始めたと言っても、
ものすごい勢いで何かが伸びて、
怒涛のごとく
変化してしまうようなものは
何ひとつなく、
目に見えないほどの小さな何かが、
ほんの少し、更新されたか、
されないか…
くらいの、そんな「かそけき」もの。
でもそれは、どこか、
とても懐かしい感じのする感覚で、
その懐かしさに、
「ああ、こっちの道で正解なんだ…」
と、
まるでホタルが、
甘い水を見つけたような、
ほっくりした嬉しさを
感じています。
(このとき、実はモーレツに
お腹が空いていたのだけど、
時間帯的に、ケーキセットしか
なく。
でも、窓からの眺めと、
香り高い珈琲とケーキに
ものすごーーーーく癒されました。
世田谷美術館「Le Jardin」にて)
(窓の向こうの木、
葉っぱがすごく大きくて、
小さな風にも
ファサ〜ファサ〜と揺れて、
「f分の一揺らぎ」を醸し出している。
気になる〜。なんの木?)
(別の角度から見ても美しい)
(近くで見たら、クヌギの葉っぱは
トゲトゲ、ギザギザしていて、
大きな昆虫みたいでギョッとしました。
全然風流じゃなかった〜。
遠くから見ると、美しいんだけどナ)
追記:クヌギはカブトムシやクワガタの
大好きな木だそうです。なんか…ナットク!
(一方、こちらの貴婦人は、
惚れ惚れするほど、優雅。
でも、この大きさ…
ひょっとして厨房から
逃げてきたの?・笑)
それにしても、砧公園って
ほんと、大きい。
大きいけど、雨だし、
平日だし、で、
ほとんど人がいない。
…と思っていたんだけど、
じつは、
世田谷美術館の中だけは別で、
平日にも関わらず、親子連れが、
ぎゅぎゅぎゅ〜っと詰め掛けて
いましたヨ。
この土日で
東京(世田谷美術館)では展示が終わって、
そのあとは京都に移動します。
色彩の魔術師と言われる
エリック・カールさんの作品群は、
まさにその通り、カラフルで、深くて、
思い切りが良くて、
見ているだけで楽しい気持ちに。
コラージュって、やっぱりちょっと
やってみたくなりますよね。
実際、カールさんも、絵を見て
「これなら、僕にもできそう!」って
子供達に思ってもらえたら、それが
最大の賛辞なんですって。
世田谷美術館(砧公園)へは、
用賀駅から続く遊歩道も、
とても味があっておすすめです。
いらか道
「あらざらむ
この世のほかの思ひ出に
いまひとたびの
逢ふこともがな」
「めぐり逢ひて
見しやそれともわかぬ間に
雲隠れにし
夜半の月かな」
遊歩道のこの二句は、読んで、
海老蔵さんと麻央さんのようだ
と思ってしまった。
そういえば、
母の亡くなる前、私と母も、
なぜかわざわざ、
この町にふらっと
お散歩しに来たんだよね。
一緒に眺めた夕焼け空、忘れない。
逝ってしまった人には
会いたい、会いたいって、
心の底から思い続けていけばいい。
そのまっすぐな思いは、
止められない。
あとは、少しずつ、時間を味方に…。
ふう…
心がゆったりする、不思議な町。
ありがとう。
今日もいい気分転換ができました。
さあ、また、
新しい半年が始まります。
がんばっていこーね!