新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

魂のふるさとで

 

大好きなおばさんを、

お見送りしました。

 

物心ついた時には、すでに

「わー、なんて優しくて、

 あたたかいひとなの?」

というイメージ。

 

小さい頃から、本当に

可愛がっていただき、

優しくしていただき、

 

上品で、誰よりも賢く、

しっかり者で、頼りがいがあって、

いつも慈しみに満ちていて、

 

人として、

憧れずにはいられない、

尊敬せずにはいられない、

本当にステキな方でした。

 

お通夜やご葬儀では、

おじさんや、

いとこや、はとこたちと

久しぶりにおしゃべり。

 

思い出話に花を咲かせて、

ワイワイ過ごして…

 

その分、全部終わった翌日、

ヒタヒタと、悲しみが押し寄せてきました。

 

…わかっていたはずなのにね。

 

ああ、きっと皆さん、

今ごろ、同じような気持ちで

お過ごしなんだろうな。

 

 

そういえば、母が亡くなった時

 

「思い切りメソメソしてください。

 思い切り泣いちゃっていいんですよ」

 

と言ってくださったかたがいて、

 

あれは…本当に、励まされたなぁ。

 

つい、泣いちゃいけないとか、

元気でいなくちゃいけないとか、

思っちゃうんですけど、

 

逆なんですよね。

 

フタをしないで、思い切り悲しみと向き合う。

 

だって… 

 

会いたいんだから。

 

 

おばさん、ありがとうございました。

 

しばしのお別れです。

大好きです。

また、お会いしましょう。