新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

冬のゆる絵日記(2)不器用だから、ますます魅力的

街カフェ、エクセルシオール

「エクセごはん」シリーズ。

 

ビーフシチューごはん」は、

マッシュドポテトも付いているし、

ご飯も赤米

そして、なんと、ビーフシチュー

とご飯の間には、

天の川のように、一筋の

モッツアレラチーズが挟まっています。

 

ここにピンクペッパーが載っちゃう訳です

から、美味しくないわけがない!

 

お値段もちょっとお高めです。

高めと言っても、コーヒーも付いて

1330円くらい。

ま〜、たまにはイイよネ!

 

さて、今回の記事の本題は、

この「ビーフシチューごはん」

…ではなくて、

それを売る店員さんのお話です。

 

昨年末、私の行きつけのカフェに、

女性の店員さんが、入店されました。

 

カフェでの接客は初めてのようで、

ちょっと不器用な感じで、

頑張れば頑張るほどに、空回りして

してしまっている…

 

(誰だって、初めての時は、

 そんなものだよ。ガンバッテ〜!)

 

と、思わずそっと、

胸の内でつぶやく私。

 

その後も週に一度通っていると、

オーダー番号を、奥に伝え忘れていたり、

コーヒーをカップに置くとき、

こぼしてしまいそうになったりして、

こちらもハラハラドキドキして

しまうほどでした。

 

でも、最近だいぶ慣れてきて、

やっと余裕が出てきたのかな。

ニコニコと話しかけてくださる

ようになり、

とーってもカワイイのです。

 

元々持っていらっしゃった人柄の

「素朴さ」がそのまま出てきて、

一生懸命なところも、

相変わらず、ちょっと間違えそうに

なるところも含めて、

人をホッとさせるものを

持っているんですよね。

 

見るともなしに、

視界の端に入ってくる様子を

拝見していると、

やっぱりどのお客さんも、

話しかけやすいのか、

言葉のやり取りが多く、

 

結局のところ

「このお店で人気者かも!」と

思いました。

 

うふふ。なんか、嬉しいな。

 

昔、雀鬼桜井章一さんが

「心あたたかきは万能なり」

とおっしゃっていたのを思い出します。

 

不器用でもいいんだよね。

「心の温かさ」が、その人を動かしていれば。

 

ご本人は、そんなこと、意識さえせずに

一生懸命、頑張っているその姿、

とてもステキです。

 

私もがんばろう♪