新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

寿建設のキャラクター「こまめ君」

福島県福島市に、「寿建設」という

建設会社さんがあります。

 

まずは、写真家山崎エリナさんの、

工事現場写真を使った

「寿建設」のステキなホームページ、

どうぞクリックしてご覧ください。

    ↓

寿建設株式会社 -

 

主に、トンネル工事の建設、補修を

手がけていらっしゃるのですが、

皆さんご存知のように、

日本は山がとても多く、トンネルが

無ければ、車は一切、道路を走れません。

 

物流の流れも、すべて、

道路とトンネルがあることで、

初めて可能になる訳ですから

本当に貴重でありがたいお仕事を

して下さっているのです。

 

ここの社長さんがまた、懐が大きくて、

快活で、実に魅力あふれる方なのですが↓

ameblo.jp

 

会社のキャラクターとして、

トンネル工事と、

なんでも「こまめ」にすぐに行動に移す!

という行動原点から、

 

ユニークなモグラのキャラクター

「こまめ君」を考案されました。

     ↓

寿建設イメージキャラクター|こまめ君

 

ウフフ♪ どうですか?

この「こまめ君」の、くりんとした目と

味のある線!

 

この、ユニークな「こまめ君」の

新しいポーズを、

さらに増やしたいとのことで、

私が初めてご依頼を承ったのが

2015年のことでした。

 

 

 

そして、「こまめ君」には、今日も、

雨の中、雪の中、風の中、炎天下も、

様々な現場で頑張ってくれています♪

 

さらにその後、寿建設さんが

新しいユニフォームを採用されたことに伴い、

昨年2022年の夏、「こまめ君」にも

新しいユニフォームを着用してもらう

ことになりました。

 

そこで、またまた私の出番です!

 

 

たくさんの「こまめ君」ポーズ、

みんなお着替え完了です。

 

(流用厳禁でお願いします)

 

小さくても、こまめ君の

凛々しいご勇姿、

なんとなくお分かりいただけますよネ!

 

こまめ君は、不思議なキャラクターで、

描いていると、思わず笑みがこぼれ、

元気になってしまいます。

 

 

皆さん、福島県のトンネルや、

道路の工事現場で、「こまめ君」

を見かけることがありましたら、

 

どうぞ、心の中で、

「寿建設」の皆様に、

厚いご声援をお願い致します!

 

そして、ぜひ、

写真集をご覧ください。

エリナさんの写真の美しさは、

息を呑むほどです!

現場の仕事の丁寧さが

そのまま映し出されています。

 

山崎エリナさんの写真集はコチラです↓

dokusume.shop-pro.jp

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寿建設の社長さんが復刊に尽力された

心が熱くなる名著、

「土木のこころ」も合わせてぜひ。

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ハイ、本調子!

今からちょうど20年前に

作った書籍に、

『本調子』という本があります。

 

このあでやかな装丁デザイン、

書店にあったら、かなり浮いてますよネ!

そう、それが狙いで、これ、

私がデザインさせていただいたんです。

 

この本は、なんと「前書き」から、

漫画と文章を混ぜた調子で始まります。

 

 

まだ、私自身が、

PhotoshopIllustratorでの

制作が出来ない頃だったので、

この漫画や枠組みなども、

すべてがアナログの

紙ベース作業。

 

心のままに、自由に制作したため、

「ありえない手間」がかかっております。笑


そして、そのまま書店『読書のすすめ』

清水店長の原稿本文へと続きます。


ちょっとお笑いもありながら、

清水店長の「闇語り」で、

段々と、読書の大切さがしみてきた

ところで、

NPO法人「読書普及協会」

の活動内容が伝えられ、

 

続いて、他の先生方の

「読書法」のページへ。

 

(裏表紙に載せた目次です↓)

 

ご覧の通り、

皆さん、知る人ぞ知る、

有名なベストセラー作家の方ばかりで、

どなたも大の読書好き。

 

今もほとんどの皆さんが、

ますますご活躍中!というところが

また、すごいですよね。

 

各章の表紙には、先生方の

似顔絵を描かせていただきました。

これが、後ろ姿のお方含めて、

結構、似てまして。

 

…って、自分で言うのもナンですよね。

スミませ〜〜〜ん(笑)

 

でも、これは、

私が、似顔絵を描く楽しさを、

初めて「お仕事として」経験した

ページになりました。

 

その後も、

協会の会長で『読書のすすめ』店長の

清水店長とは、一緒に、色々な本や

制作物を作らせていただいてきて、

2023年の今現在も、尚、進行中です。

 

今は、「成幸読書頒布会」という

『読書のすすめ』発行のCDテキストで、

毎月、ヒアリングと編集という形で

関わらせていただいています。

毎月一号ずつ発行して、昨年には

200号に到達。

 

200を12で割ると、ざっと16年半…

ひゃ〜…

一体、いつの間に、こんなに

何月が過ぎたの〜?!

 

 

とにかく、こうして

どんどん新しい制作物が

出来ていくものですから、

その一方で、

20年前に作ったこの本のことは

だんだんと遠い記憶の彼方へ…

 

が、最近、久しぶりに読んでみて

あまりの内容の濃さと熱量に

改めて、圧倒されちゃいました。

 

いや、読書の楽しさ、大切さが

こんなに伝わる本はないよ!

 



思えば当時は、まだ、

電子書籍」が流行り出す、少し前で、

活字文化全盛の、終盤期。

 

そこに、『読書のすすめ』清水店長の

「今こそ、本の力で、

 この日本を立て直そう!」

という思いと、

 

それに共感して、

出版を持ちかけて下さった

竹下さんという編集者さんがいて、

 

そこに、読書普及協会の

副理事長をしてくださっていた

岡保和秀師匠という方が、

ものすごい監督力を

発揮してくださって、

 

私もまた、

そんな皆さんの手足となって、

願いを込めて、

本に「魂」を吹き込んでいったのでした。

 

 

そんなわけで!?

後書き(上記)には、

岡保師匠と一緒に、私まで

登場しちゃったりして。

 

もう、語れることは、全部ぶつけた!

やりたい工夫は、全部やり切った!

と言う、大変面白い本になりました。

 

残念ながら、今はもう絶版です。

 

有名な著者さんが、

たくさん入っていることや、

読書普及協会の活動内容が

変わったこともあり、

 

権利の問題も色々あって、

大人の事情で、

復刊は難しいのかもしれません。

 

でも、本当にすごい本作りに

関わらせていただいて、

幸せだったなあと、

今も感謝の思いでいっぱいです。

 

調子はどうかな?

ハイ! 本調子♪

 

ちなみに、この本の次に

作った「強運道」でも引き続き、

装丁と、中の漫画を

担当させていただきまして

これも、中の漫画が面白いんですよ!

 

若気の至りも、これだけやらせて

いただけたら、本望です。

 

ありがたや〜!

 

 

冬のゆる絵(4)わが家の越冬隊長

 

うちのサンタ君は、

ちょっとお行儀は悪いですが、

ご覧の通り!?

かな〜〜〜り、イケメンなので、

 

基本的には、

クリスマスを過ぎて、

新年になっても、

 

桜が咲いても、

梅雨が降っても、

 

真夏のギラギラ太陽が照っても、

ハラハラ落ち葉の秋が来ても、

 

一年中、うちの守り神を

してもらっています。フフ。

 

こちらは、2年選手のポインセチア

 

一年目は、

もちろん赤かったんですが、

 

春から秋まで外置きしているうちに

どんどん緑になり、

 

寒くなってからは、

家の中に招き入れて、

 

今年は、緑フサフサのまま、

越冬してくれました。

 

そもそも、ポインセチア

2年以上育てるのは、

なかなか難しいそうなので、

元気そうなこの姿、うれしい。

 

1月は早くも15日で、折り返し地点です。

 

冬の厳しさは、

まだまだ続きますが、

頼もしい越冬隊と共に、

暖かくして、乗り切りましょ♪

 

 

 

冬のゆる絵(3)タイムマシンに乗って♪

タイムマシンに乗って、

昔の自分に会いにいく。

 

これが、結構、面白いのです。

 

ブログを書き始めたのが、

17年前の9月。

 

若くて、まだ生意気で、

何か勘違いしている感じもあり。

 

読むと小っ恥ずかしい気持ちになる

記事も多いのですが、

 

懐かしい人とのエピソードが

出てきたり、

感動した本や、

メモせずにはいられなかった

ドキュメンタリー番組の話が

出てきたり。

 

あと、私の場合はやはり「絵」ですね。

 

ブログの絵ですから、

どんなに時間がかかっても

15分くらいで描いた、

「その時々の絵」が出てくるわけですが、

 

それがなかなか、

どんなに時間をかけても

描けないような絵だったりします。

 

画家の千住博さんがおっしゃるには、

何かを創る人は、誰よりも、

自分の作品を見た方が良いとのこと。

 

それも、

過去に「何気なく描いた」ものほど、

インスピレーションが

詰まっているものだと。

 

これは、本当だなと思います。

 

この「はてなブログ」を使う前は、

ジュゲムというサービスブログを

使っていて、

かなり画像を多用しているため、

無料ではなく、維持費は今も、

月々330円なんです。

 

こんな昔の記事を見ている人は、

間違いなく、私だけなのですが、

この330円が、結構、

私自身を楽しませてくれています♪

 

 

冬のゆる絵(2)ラベルレス

ペットボトルを、

ラベルレスのものに変えたら、

 

捨てる時、ちょっと感動しました。

 

いや、もう、ほんの一瞬、

「ラベルを外す手間」が

無くなっただけのことなんですよ。

 

でも、

「わ、ラベルって、ほんとに

 無くて正解!」

と、じんわり嬉しさが

込み上げてきました。

 

こうしてみると、

色々な商品群のラベルを

無くしていくこと、

まだまだ、できる気がしますよね。

 

そう言えば、本の帯だって、

引っかかるのが嫌で、

私、すぐに取ってしまいますもん。

 

「いらないもの」を見ることで、

ヒット商品が生まれそう。