新・東京イラストJournal

イラストレーターさくらみの日常絵日誌

2023まとめ(3)全世界が、ここに今、開いている

うむむむ…

玄関の床掃除。

「タイル」はキレイになるが、

「目地」の部分だけ、

どーーーしても汚れが

残ってしまう…!!

 

むむむ…

 

 

今年もこんな感じで、

お掃除は終了です。笑

 

最後の「締め切り」も何とかアップし、

すぐにご挨拶メールを、追っかけで

お送りしたら…

でも、よかった〜。

これで、だいぶホッとできます。

 

忘年会、

 

お茶の先生や、親戚へのご挨拶、

 

贈答品発送と

お正月のお買い物…etc.

 

家の中のかざり物も、

「洋」なクリスマスから、

 

「和」のお正月へ。

よしよし。

 

こうして、一つ一つ終わらせては、

パタン、パタンと、

閉じていく2023年末です。

 

さて、前々回(1)前々回(2)

の記事の続きになるのか、

ならないのか…?

自分でも、よく分からないのですが、

 

今年、個人的に一番大きかった

出来事は、

「非二元のセッション」を

受けたことでした。

 

それは、

「ほんの一歩、横へスライドする」

ような感覚。

 

でも、

「ほんの一歩」でありながら、

直接、教えていただかねば、

どうしても気づけなかったことでした。

 

セッションと言っても、

「非二元」は、

お釈迦さまの教えですから、

怪しいことは一切なし。

 

人間なら、いつも普通に

やっていることを

本当にたった一歩、

深めてやってみただけです。

 

でも、それは、

明らかなる一撃でした。

 

本を読めば読むほど、

分からなくなっていたのは、

何とかして、

「理解しようとしていた」からで、

 

本はどうしても「言語」を通すので、

自分でも無意識のうちに、

「これは役に立つ」

「役に立たなさそう」

「こんなの、いつもやっているし」など、

読んだ瞬間に、勝手に言葉や文章を、

選別してしまうんでしょうね。

 

とは言え、もちろん、

本を読んで、

他の方の言葉で確かめられたことも

ありましたし、

 

それに、そもそも、

セッションに踏み出す「あとおし」

をしてくれたのも「本」でした。

 

そして、面白いのは、

そこから何が変わったのかと言うと…

 

これがまあ、

基本的には、何も変わらないって

ことなんです。

 

何も。

 

奇跡は、起こりません! 

ああ、心から、おめでとう!!

 

聖人君子には程遠いし、

相変わらずおバカさんやらかすし、

風邪も引くし、

体はすぐクタクタに疲れちゃうし。

 

「まっ、いっか!」な性格も変わりません。

 

でも、生きている「底」に、

「安寧」の部分が、

どっしりと座ってきた感じがある。

 

それは、何故かと言えば…

 

やっぱり、当たり前のことが、

「本当に当たり前なんだな」と、

少しずつ腑に落ちてきたから

なんでしょうね。

 

当たり前のこととは、たとえば、

 

「すべての物事は、

 見えない大量の縁の結果、

 そこでしかあり得ないタイミングで、

 そこに、完璧に、現れている」

 

(それは、誰にも制御できないし、

 そもそもコントロールする必要もない)

 

といったことや、

 

「そのすべての出来事もまた、

 生々流転で、変化していく」

 

ということ。

 

だから、

 

「今ここ、この一瞬にのみ、

 全世界が、ワッと開いている」

 

といったことです。

 

以前の私は、とにかく、

「非二元」の心境のようなものを

獲得すべくして、

日々奮闘していました。

 

「今ここにいよう。

 今ここにいなくちゃ」

 

「マインドフルネスで生きなくちゃ」

 

「ああ、もっともっと、今ここで

 心静かにいるために

 できることはないかしら…??」

 

あらゆる方法を探し、試行錯誤。

 

でもそれは、まったくしなくていい、

「逆の努力」だったのでした。

 

今はただ、フーッと脱力して、

 

見ようとしなくても、

見えているものがあり、

 

聞こうとしなくても、

聞こえてくる音が、

 

嬉しく、ありがたくて、

耳をすませています。

 

「自分がいる」とか「いない」とか、

わざわざ考える「余計な隙間」が、

そこには一切生まれません。

 

そもそも、そんなのは

ただの「考え」、幻でしかなかった。

 

そして、人生には

予想もしないことが、

次から次へとやってきますが

 

イライラしても、

不安や心配が襲って来ても、

 

大丈夫なんです。

 

いっとき、

その気持ちに正直になって沈む。

 

嫌な気持ちでも、そのままいて、

時間が経つのを「すこ〜し」待つ。

 

それだけで、

すべては、変わっていってしまいます。

 

この世に、確たるものは何もなく、

 

たとえ、すべてが謎だらけの、

脳の「電気信号」による

幻、錯覚でできているものだとしても、

 

それもみんな、ただの

頭の「解釈」。

 

今、ここで触れている世界に

戻ってくればいい。

 

ここほど確たるものはないから。

 

ここに、いつも

「全世界」があるのだから。

 

そして、もう一つ、別の角度から

顧みてみると…

 

「私の探求」は、終わったのでしょうか。

 

「いつか、ここではない場所」

を求める、飽くなきグルグルは、

止まったのでしょうか。

 

「執着」を捨て、

「非二元」の世界へと

溶けきることはできたのでしょうか。

 

それは…

 

イーヤ、正直なところ、

かなり大量のグルグルが、

残っているなーと思います。

 

こと、「イラストルポ」に関しては

グルグル巻きだね、うん。笑

 

ただ、何というか、

グルグルの「スピード」が、少しずつ

落ちていく感じなんです。

 

…って、ん? これはかなり、

うまい表現かもしれませんよ。

 

やっぱり、渦を巻いているんだな、

エネルギーって。

 

来年も、

ゆっくり、じっくり、

目の前の人のお話を聞いて、

 

ゆっくり、じっくり、

大好きなイラストを描いて、

 

ゆっくり、じっくり、

樹たちのおしゃべりに

耳をすませて、

 

んで、またパタパタと走りたい。

 

パタパタ走りながら、

風を感じ、世界を感じたい。

 

自分の心が生み出した、

この不思議な世界を、

とことん味わっていきたいです。

 

ということで、

この人の、夢の人生劇場は、

まだ続くのだろうな〜。

 

2023年、そんなまとめです。

 

うずらの卵を茹でながら、

 たぶん大晦日も、ブログを書きます)